
近年、インターネット広告市場で動画広告は急速に存在感を増しています。この記事では、代表的な動画広告フォーマットを初心者にも分かりやすく解説します。
目次
動画広告の2大分類:インストリーム広告とアウトストリーム広告
動画広告は大きく以下の2種類に分類されます。
| 種類 | 特徴 |
|---|---|
| インストリーム広告 | 動画コンテンツの再生前・中・後に挿入される広告 |
| アウトストリーム広告 | コンテンツとは無関係に、SNSやWeb上に表示される広告 |
それぞれの特徴を理解することで、より効果的な広告運用が可能になります。
インストリーム広告
視聴中の動画に直接挿入される形式で、YouTubeやTwitterなどでよく見られます。
主な表示タイミング
- プレロール広告:動画再生前に表示
- ミッドロール広告:動画再生中に挿入
- ポストロール広告:動画再生後に表示
主な種類
インパクトのある訴求ができ、ブランド認知や印象付けに強い。
| フォーマット | 特徴 |
|---|---|
| スキッパブル広告 | 5秒後にスキップ可能。視聴者の自由度が高い。 |
| ノンスキッパブル広告 | スキップ不可(最大15秒)。認知拡大に有効。 |
| バンパー広告 | 6秒以内・スキップ不可。短時間での印象付けに最適。 |
アウトストリーム広告
動画の再生に依存せず、WebサイトやSNSフィード上で自然に表示されます。
主な種類
幅広いメディアでリーチ拡大が可能。
| フォーマット | 特徴 |
|---|---|
| インリード広告 | 記事フィード内に表示。スクロールで再生。 |
| インバナー広告 | バナー枠内で表示。非動画メディアでも対応可能。 |
| インタースティシャル広告 | ページ遷移時に全画面表示されるインパクト型。 |
| ネイティブ広告 | コンテンツに自然に溶け込むように表示。 |
プラットフォーム別:動画広告フォーマット一覧
Google(YouTube広告含む)
- 「スキップ可能 インストリーム広告」(5秒後スキップ可)
- 「スキップ不可 インストリーム広告」(最大15秒)
- 「バンパー広告」(6秒以内)
- 「アウトストリーム広告」(アプリやWeb向け)
- 「TrueViewディスカバリー広告」(検索結果や関連動画に表示)
- 「マストヘッド広告」(YouTubeホーム上部)
課金方式:CPV、CPM、vCPM など
Yahoo!広告
- アウトストリーム広告(例:トップページバナー)
- インストリーム広告(動画前後に表示)
課金方式
:CPV、CPC、CPA、インプレッション保証型など
Facebook・Instagram広告
- フィード動画広告
- ストーリーズ広告(縦型・全画面)
- カルーセル広告(複数コンテンツをスワイプ)
- コレクション広告(動画+商品一覧)
- プレイアブル広告(ゲーム体験型)
- インスタントエクスペリエンス広告(全画面表示)
推奨形式:MP4 / MOV、アスペクト比 1:1 または 9:16(縦型)
Twitter広告(X広告)
- プロモビデオ広告(タイムライン上で再生)
- Amplifyプレロール広告(動画前に表示)
- ファーストビュー広告(最初に表示される広告)
- プロモライブビデオ(ライブ配信広告)
課金方式:CPV、CPC、CPM
フォーマット選びのポイント
目的別に適した広告フォーマットは異なります。
| 目的 | 推奨フォーマット |
|---|---|
| ブランド認知拡大 | インストリーム(バンパー・マストヘッド) |
| 商品理解促進 | スキッパブル広告、ストーリーズ広告 |
| コンバージョン促進 | インリード広告、コレクション広告 |
| リーチ最大化 | アウトストリーム広告、ファーストビュー広告 |
プラットフォームの特性やターゲットの行動を意識し、最適なフォーマットを選択しましょう。
課金方式の比較表(具体例付き)
| 課金方式 | 課金対象 | 平均単価(例) | 1,000回表示/ 視聴の費用 |
主な用途 | メリット |
|---|---|---|---|---|---|
| CPV | 動画の視聴 (例:30秒以上) |
約 ¥5〜¥30 / 1視聴 | 約 ¥5,000〜¥30,000 | 動画広告 | 実際に視聴された分だけ課金される |
| CPM | 広告の表示回数 (1,000回) |
約 ¥300〜¥1,000 / 1,000表示 | 約 ¥300〜¥1,000 | ブランド認知 | 広くリーチ可能、単価が安い |
| vCPM | 視認可能な広告表示 (1,000回) |
約 ¥500〜¥1,500 / 1,000視認表示 | 約 ¥500〜¥1,500 | 効率的な表示 | 無駄な表示を減らせる、実際に見られた可能性が高い |
- CPVは動画広告に特化しており、ユーザーがスキップせずに視聴した場合のみ課金されるため、費用対効果が高い。
- CPMはとにかく多くの人に広告を見てもらいたいときに向いていますが、実際に見られたかどうかは保証されません。
- vCPMは「見られた可能性が高い表示」に絞って課金されるため、CPMよりも効率的ですが、単価はやや高めです。
まとめ
動画広告は「どこで」「どのタイミングで」「どう見せるか」により成果が大きく変わります。
本記事で紹介した各フォーマットの特徴を活用し、目的やターゲットに最適化した広告戦略を立てましょう。
動画広告の進化 = マーケティングの進化
時代の変化に合わせ、動画広告を効果的に活用していきましょう。
もっと詳しく動画広告を知りたい方は以下の記事をご参考ください。
- 【主要4媒体を網羅】動画広告フォーマット一覧!配信面毎の効果や費用・入稿規定まとめ
- 【2024年最新】YouTube動画広告のフォーマットを徹底解説
- 【主要5媒体】動画広告のフォーマット別入稿規定!運用の成功事例も解説

